中西金属工業株式会社
導入いただいているサービス・製品
YealinkクラウドPBXベアリングリテーナーで高い世界シェアを誇る老舗メーカー。
まもなく創業100周年に向け、新たに新機軸の事業プロジェクトを推進するなど、様々な先進的な取り組みをされておられます。
先進的な取り組みは社内でも行われ、社内の中央に「クロスパーク」と呼ばれるフリーアドレススペースの設置や在宅勤務、テレワークなど、昨今話題となっている働き方改革にもいち早く取り組み、その実現を後押しするツールとして、プロディライトのクラウドPBX電話システムを選ばれました。
課題
効果
JR大阪環状線の天満駅にある煉瓦造りの建物が印象的な中西金属工業です。
1924年に創業し今年で95周年になります。機械の回転部分に欠かせないベアリング・リテーナーや生産ラインのコンベア製造を主軸に、お掃除ロボットや旅行の口コミサイト、ペット向け家具など新規事業にも挑戦している会社です。
はい、新規事業の取り組みも積極的に進めています。
その一つが「agbee」です。「『農家の来年』を楽しむ」をコンセプトに農業が楽しいと実感できるサービスを開発しています。元々は、人事研修から始まった取り組みが新規事業となり、現在は製品化へ向け開発を続けています。
PBXベンダーの選定から導入までに関わる全ての業務を担当させていただきました。国内にある11拠点での導入を検討しておりましたため、全拠点への説明と社内調整から始まり、電話回線の整理、FAX回線の切り離し工事にも携わりました。また、クラウド化に伴いPHSや旧固定電話機は使用出来なくなるため、スマートフォン、固定電話機の手配等も行いました。
弊社代表よりいただきました「固定電話機を無くすように」という指示が一番印象に残っております。その意図としましては、固定電話機がある事で、電話機のある場所でしか働く事が出来ないためです。クラウドPBX導入前はPHSも使用しており、社外での使用が出来ず、テレワークに対応できないという点も課題となっておりました。
2016年4月頃に弊社代表よりクラウドPBXのお話をいただき、検討を行っておりましたが、当初のクラウド型PBXではコストメリットが出ないため保留となっておりました。しかし、2017年から在宅勤務制度の導入が始まり、電話環境の整備が必要になりましたので、クラウドPBX導入に向けて、本格的に検討を始めました。
固定電話環境の受電・内線通話をスマホで可能にするプロディライトオリジナルアプリ「FoNEX Mobile」 クラウドPBXご利用環境構成概要今までは保守ベンダーに交換機の設定変更、電話配線工事を依頼しておりましたが、クラウドPBX導入によって、設定変更は私たちで行い、電話配線工事に関しては不要となりました。また、ほぼ全ての従業員にスマートフォンを持ってもらう事で、テレワークへの対応も可能となりました。導入時には気づいていなかったのですが、IP-Lineへの切替によって、ISDNサービス終了への対応も兼ねる事が出来た点は非常に嬉しかったです。
固定電話機は、基本的にベル用として使用しスマートフォンでピックアップでの運用をしております。通話品質に関しては、利用しているインターネット環境依存という事もあり、たまに途切れが発生する場合があります。IP電話機の特徴だと思いますが、配線ではなく固定電話機自体に内線番号が割り当てれるため、場所を動かしてもそのまま使えるのは便利ですね。
クラウドPBX導入前は、転送の際に、転送先番号を確認するため、部署メンバー全員の内線番号を書いた紙をPCモニターに貼り付けしたいのですが、スマートフォンアプリは転送の際に、名前検索で番号を調べる事ができる点は良かったと思います。
IP-Lineで国際通話がデフォルトできるようになれれば国際通話料の削減にもつながるのではと考えていますのでご提案ください。また、固定電話機の無線化も出来るようになるととても面白いなと思います。Yealink様とご協力いただき、開発して下さい(笑)
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