医療法人徳洲会TOKUSHUKAI INTERNATIONAL Medical Check-up OSAKA
導入いただいているサービス・製品
INNOVERAYealinkクラウドPBXTOKUSHUKAI INTERNATIONAL Medical Center OSAKA(TIMC OSAKA)は、国内最大規模の民間医療グループ「医療法人徳洲会」が運営する、人間ドック専門施設です。
JR大阪駅に直結した利便性の高いロケーションで、最新の医療技術と高度な診断機器を用いた健診と、ラグジュアリーな空間で快適さを追求した上質なサービスを提供されています。
INNOVERAを固定電話やPC、そしてナースコールの対応を行うスマートフォンでもご利用いただいています。
システム導入を担当された鎌船様からお話を伺いました。
鎌船様:
人間ドックの専門施設です。当初は海外のお客様をメインターゲットとしていましたが、現在は国内の方も受け入れ、企業の皆様の法定検診も行なっています。明日も企業の法定検診の予約が入っています。
担当者:
こんな豪華で綺麗な施設で検診を受けられるなんて、とても羨ましいです!
ところで、外国のお客様には外国語で対応されるのでしょうか?
鎌船様:
はい、英語や中国語を話せるスタッフが対応します。
担当者:
さすがです…!健康面の不安について自国語以外で説明するのはハードルが高いので、外国語対応できる方がいらっしゃるのは検査を受けられる方にとって非常に心強いことですね。
鎌船様:
かなり前ですね。
担当者:
導入の1年くらいでしょうか?
鎌船様:
1年以上前だと思います。
担当者:
鎌船さんはシステムの図面も描かれますが、導入を検討される際には何を重視されるのでしょうか?
鎌船様:
無駄な工事がないか、(不必要に)人を使うことがないかを重視します。あと、用途に合わせて柔軟に対応できるかどうかも重要ですね。
担当者:
なるほどです、そういった点はINNOVERAの強みとも重なります。工事や専門のエンジニアが必要ないという効率の良さや、一緒に使うシステムや使い方に合わせられるという柔軟性はINNOVERAの強みです。
鎌船様:
以前いた建物は自分たちの病院でしたが、ここは賃貸でスペースも限られていますので交換機(PBX)や電話線を置きたくなかったんです。
担当者:
以前のPBXは大きかったのでしょうか?
鎌船様:
はい、大きかったですし(設定を変更する際には)工事も必要でした。それをなくしたいと思っていた時に、IP電話というものがあると知って、20社くらいから話を聞きました。
担当者:
20社も!?ライバルが多かったのですね...その中からINNOVERAを選んでいただいて本当にありがとうございます!
鎌船様:
まずは期待通り、(場所をとっていた置き型の)PBXと電話線がなくなりました。ここが一番うれしいところでした。
それにクラウドFAX(CLOUD-FAX-WEB)もとてもいいですね、以前はFAXに求人広告がどんどん届いてしまうのに困っていました。(導入後は出力することなく)PDFで確認できてとても助かっています。
担当者:
FAX広告は用紙もインクも使用するので迷惑になってしまうことが多いですよね…。ところでこのような最新の設備を備えた建物でFAXと聞くと、少し不思議に思うのですが、どういう時に使われるのでしょうか?
鎌船様:
薬品の発注ですね、薬の問屋さんは今でもFAX受注が多いんですよ。
担当者:
そうなんですね…。用途が限定されているとなおのこと、PDFで確認して選んだものだけを出力したいものですね。
※クラウドFAX(CLOUD-FAX-WEB)とは、INNOVERAのオプション連携サービスの1つで、インターネット環境さえあれば、オフィスでも外出先でもFAX(PDF)の送受信が可能になります。
CLOUD-FAX-WEBについて URL:https://innovera.jp/service/cloud-fax-web/
鎌船様:
そうですね、電話機に繋がっているのが電話線ではなくLANケーブル※1なので、使わない時は他の機器に付け替えて使用できることも気に入っています。
担当者:
なるほどです....!確かに電話にしか使えない電話線と違って、LANケーブルなら色々な機器同士を接続するのに使えますね。
ちなみに20社近くもライバルがいた中で、INNOVERAをお選びいただいたのはなぜでしょうか?担当営業の感じがよかったからでしょうか?(笑)
鎌船様:
(笑)それもあります。今の担当の方も、前の担当の方も非常にシステムに詳しかったです。
担当者:
ありがとうございます!
鎌船様:
INNOVERAを選んだ理由は、まずは完全なクラウドサービスであることですね。※2
そして1番の理由は柔軟性と言いますか…他のメーカーのサービスと相乗りできるかどうかが重要でした。
私たちのクリニックではすでにスマートフォンで受けられるナースコールシステムの導入が決定していたので、アプリを入れることでナースコールも内線も同じスマートフォンで利用できるようになるINNOVERAに決定しました。
※1 LANケーブルとはLocal Area Network(ローカルエリアネットワーク)を構築するために使用される、有線接続のケーブルのことです。インターネット接続や機器同士の接続に幅広く使えるため、INNOVERAを使用している電話機に繋いでいるLANケーブルをパソコンに付け替えればパソコンをインターネットに繋ぐことができます。
※2 鎌船様が約20社検討された「IP電話」とは、インターネット回線を使って音声通話を行うサービス全般を指します。
そのため、INNOVERAのようなクラウドPBXではなく、IP-PBXなどの機器を設置する必要があるものも含まれていました。
鎌船様:
通話録音もいいですね、よく聞き返します。あれは自動で録音していますよね?
担当者:
はい、標準装備の通話録音は自動で録音し、6ヶ月間分保管します。どういう時に聞き返されますか?
鎌船様:
名前ですね、聞き取れないこともあるので…私の名前は珍しいのでよく聞き返されますが、そういった珍しい名前などをあとから確認することがよくあります。
担当者:
確かにお名前珍しいですよね!外国人のお客様も多いとなると、確かにお名前の聞き取りが大変そうです。
鎌船様:
また、当クリニックではほとんどありませんが「言った言わない問題」にも有効だと思っています。
担当者:
お客様対応があると「言った言わない問題」対策は必要になってきますよね..。
しかし、ほとんど起こっていないというのが流石ですね…!お客様から直接電話がかかってくることも結構あるのでしょうか?
鎌船様:
もちろんです。予約の電話などが多くかかってきます。
鎌船様:
通話してみるまで通話品質については不安がありました。
デモももちろん試しましたが、INNOVERA1台だけなら通話品質が良くても、多くの通信機器がある実際の環境で通話品質が保てるのかが心配で、本当にもう何度も確認しました。
担当者:
確かにクリニック自体が広い上に、全室個室なので通話品質が心配にもなりますよね…。
鎌船様:
まだここは1フロアで並行移動なのでそうでもありませんが、(引越し)前に上下移動のエレベーターがあった時は本当に大変でした…。
ここでも仕様では色々悩みましたが、結果、音質にも満足しています。
担当者:
よかったです!ありがとうございます。
鎌船様:
CRM(顧客関係管理)システムとの連携は、見積もりをいただいたけれど、まだ(実現)できていないですね。
担当者:
はい、INNOVERAはkintoneやSalesforceをはじめ、様々なCRM(顧客関係管理)システムやSFA(営業支援)システムとAPI連携※することが可能です。ご要望によって様々な連携サービスを紹介させていただくので、ぜひまた詳細をお聞かせください。
※ API連携とは、アプリケーションとアプリケーションを繋ぐことで、相互のデータと機能の共有ができるAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)を利用して、アプリケーションやシステム間でデータや機能を連携させることです。
APIオプションについて https://innovera.jp/service/api/
鎌船様:
そうですね…ここ大阪では歯科治療も始めました。
最新鋭の高速3D口腔内スキャナを導入し、歯型の精密な3Dデータを確認いただくことができます。虫歯は状態をリアルタイム表示する機能で治療の必要を判定し、3Dデータを元にこの施設内で削り出したセラミックをセットすれば治療が完結します。
そのほか、デンタルインプラントの診査や、口臭検査、歯軋りの筋電図計による診断、ホワイトニング、マウスピース矯正、応急的な歯科処置や入れ歯の調整についても対応しています。
担当者:
歯科もこの施設にふさわしい、素晴らしい設備による検査や施術ですね。よく歯医者さんで行う…口の中で型を取る必要がないのも画期的だと思います。
先ほど見せていただいたCT室にも本当に驚きました。壁面や天井にモニターがあって心地よい映像を見ながら検査が受けられるなんて...検査の正確さや早さだけではなく、少しでもリラックスした状態で検査が受けられるように考え抜かれた施設だと実感しました。しかも今年は東京にも新施設をオープンされるのですよね?
鎌船様:
はい、今年の9月に東京の豊洲に新施設、TIMC TOKYOがオープンします。こことほとんど同じ構成でINNOVERAを構築し、使用する予定です。
担当者:
ありがとうございます!御社の更なる発展にINNOVERAがお役に立てるよう全力でサポートさせていただきます!
(この記事は2025年5月取材時のものです。)
本導入事例は株式会社大塚商会(東京都千代田:代表取締役社長 大塚 裕司、証券コード:4768)との共同提案によるものです。
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